とっておきのワンシーン

とっておきのワンシーンはこうして生まれました。

①21世紀は、ビジネスと社会貢献を両立した企業が支持され繁栄すると信じて。

今は亡き経済学者のピーター・F・ドラッカー氏は、1993年に来日された時、21世紀の日本企業に多くの期待を込めて、 「これからの社会では、社会貢献を積極的に行なう企業が人々から支持・賞賛され繁盛していく。

そして、日本の皆さんには、その力がある。」とおっしゃいました。私はその言葉やその場に集う方々の雰囲気から、「これは間違いない!」そう確信し、 その後15年以上に渡り社会貢献型ビジネス(ソーシャル・ビジネス) の実現に向け、確信と使命感を持ち続けて歩んで参りました。

②とっておきのワンシーンはこうして生まれました。

刻々と変化するオゾンホールを知らせることでフロン対策が急速に進み、地球観測衛星が現状を撮影してから森林破壊に世界中が関心を持つようになった。 情報革命がもたらす最大の効果とは、実は「人間が現在の状況を的確に認識できるようにすること」であり、その結果として我々の行動は変化するはず。 ここに人類の将来に影響する情報革命の本質がある。
日本経済新聞2000年1月28日
世相ひとひねり/東京大学 教授 月尾嘉男氏 より抜粋

当時(2000年1月)まで25年間印刷業一筋に働いてきた私は、1995年から5年間に渡り東京造形大学の教授とデザイナー数名で研究してきた「デザイン・マネジメント」がきっかけとなり、 この記事に出会いました。そして、今は30人の小さな印刷会社であっても、情報産業の一翼を担う者として「ビジネスを通して、積極的に世の為、人のためになることをしよう!」と強く決意したのです。

そして、3ヶ月の試行錯誤の結果、私は思いやりの心や愛情、そして命の尊さなど「目に見えない大切なもの」を、家族や子どもたちを守り育むために現役で働いている大人たちに、 絵本という形にして見てもらおうと決めたのです。さまざまな価値観や考えを持って今を生きている大人たちが、手に取り、限られた時間の中で、人生を愉しく生き抜くための大切な何かに気づける絵本を・・・。

その後、多くの方からのアドバイスや、何社かへの提案活動と試行錯誤の末、1枚の絵と800文字の文章で構成された「とっておきのワンシーン」が生まれたのです。

見えないものを見せる

私たち(株)弘久社は、2000年秋の「とっておきのワンシーン事業」開始時から、皆さんの大切な思いが詰まった作品は、作者とご家族にとってまさしく“大切な家宝”だと考え、 申してきました。そして、その大切な作品(コンテンツ)を、世の為、人のためになることだけに限定して使わせていただこうと心に誓って参りました。

商標登録
作品例

とっておきのワンシーンの作品(絵)には、それぞれ作者自身が書かれた文章が付いています。

とっておきのワンシーン小冊子